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ユニヴァの肖像画
ユニヴァちんの肖像画描いてみたぴょ~ンっ☆
Aaやっぱりユニヴァちんは多次元宇宙一カワユスっ!
・・・って、なんでしょこたん語かっ。
でもギザッギザッギザじゃぁあああ。

univa「いいから早くつづき書きなさいよっ。」

univa肖像画

・・・はいっ・・・。
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テーマ:オリキャラ紹介 - ジャンル:小説・文学

【2011/04/11 15:27】 | 檸檬美らより | トラックバック(0) | コメント(0) |
ちゅら星(79)
43.カガミーランド
「ユニヴァ!ヤバいことになった。」
僕は小型巨大真珠をぶっ飛ばしてユニヴァの応接間にやって来た。
ユニヴァは僕にソファアに座るように言って、それからクリームソーダを用意してくれた。
「ユニヴァ、前に宇宙旅行に連れ出したレモン星の男の子を覚えている?」
「そんなにモウロクしちゃいないわよ。」
僕らはちょうどあの時、ユニヴァから小型巨大真珠をプレゼントされたのだった。
「それで・・・ヤバいことって?」ユニヴァはストローでソーダにアイスクリームを押しこみながら言った。
いつの間にか、彼はどこからか中古の小型宇宙船を手に入れていたらしい。
そして今朝、『アミュズ星のカガミーランド』から僕に手紙が届いたのだ。
ユニヴァは僕から手紙を受け取るとテーブルの上に広げて、クリームソーダをすすりながら読んだ。
手紙によると、アミュズ星で彼の宇宙船が機能不全になってしまったらしく、僕に迎えに来るようにと言うことなのだ。
きっと慣れない外宇宙で独り困った彼が、僕に助けを求めているのだろう。
「アミュズ星?」ユニヴァはそう言ったままクリームソーダをかき混ぜた。
「ピーちゃんも混ぜたら、それとも混ぜるの嫌い派?」
そして僕もクリームソーダをぐるぐるとやってみた。
「知ってるの?ユニヴァ、アミュズ星を・・・。」
ユニヴァは首を振った。
「でも、カガミーランドは聞いたことあるかも・・・鏡の迷路とか、鏡の錯覚を利用した乗り物とかがある遊園地よ。」
「クーさんなら分かるかなぁ・・・?」
「たぶん分からないだろうけど、こんな事件には鼻が利くから・・・。」
と言い終わると同時に、ガオガオっと来客を告げる音声が応接間に響いた。
「おおっ、お揃いで・・・なんかそんな気がしたんだよな。」そう言ってクーさんは入って来るなり僕のすぐ隣に腰掛けた。
しかしながらクーさんに事のいきさつを話してはみても、やはりアミュズ星については聞いたことがあるような無いようなとあやふやな状態だ。
そして僕のクリームソーダを見て「美味しい?」と言って笑いかけたりした。
仕方なくユニヴァがクーさんの分のクリームソーダをすぐに用意した。
「だけど何とかして助けてやらないとなぁ、あの子・・・。」
僕は自分の力不足を嘆いた。
クーさんはクリームソーダのアイスクリームだけを食べしまうと、ソファアに深く腰掛けた。
そして腕を組んで言った。「女神に頼んでみるのはどぉ?」
「なるほど。」僕とユニヴァは瞬時了解した。
それから間もなく僕とユニヴァは『✞女神の占い洞窟』で女神の前に並んで座っていた。
女神自身もやはりアミュズ星については聞き覚えがなかったので、例によって水晶の玉に集中し始めているところだ。
「・・・どぉお?」ソーダを飲んでから行くと言って、遅れて来たクーさんだ。
女神が薄眼をちょっと開けたのが分かった。
慌てて僕とユニヴァは静かにするように合図を送った。
「あたくしも、ご一緒しようかしら・・・。」突然目を開いた女神が言った。
「ええっ?」
「だってなんだかとっても楽しそうなところ。」そう言って女神がほほ笑んだ。
「・・・で、座標が分かったの?それともメェ~で行くの?」ユニヴァは女神のほほ笑みに戸惑いながらも訊いた。
「レモン星の月から輸送バスが出ているようです。」
「レモン星の月かぁ・・・。」思い出したと言うようにクーさんが言った。
そしてそれに続けて僕も「レモン星の月かぁ・・・。」とつぶやいた。
僕は前にクーさんと行ったあの怪しい『夜行バスツアー』を思い出したからだ。
そして僕らはユニヴァの巨大真珠で、レモン星の月へ向かった。
もちろん女神も一緒だ。
薄暗い月の表面にライトアップされた滑走路が見えてきた。
「何番街?」ユニヴァが女神に訊いた。
「2番よ。」
僕らは『2番街入り口』と書かれた重厚な扉の前で巨大真珠を降りた。
扉を入ると、階段の下には街の灯りが色とりどりに輝いていた。
「アミュズ星は青い観覧車のマークが目印よ。」女神が言った。
湯気の立つ店の前を過ぎると美味しそうなにおいが漂った。
「なんか食べてく?」ユニヴァが言った。
「とにかく人助けが先だよ。」僕はそう言って、観覧車のマークを捜した。
「あ、あのぺろぺろキャンディー。」ユニヴァが軽快な音楽が漂う駄菓子屋に近寄った。
「帰りに食べようよ・・・」と僕が言いかけた時、女神が言った。
「ここだわ。」
たしかにそのぺろぺろキャンディーには、青い観覧車の絵がプリントされていた。
よく見ると全てのお菓子のパッケージには、青い観覧車の絵が必ずプリントされている。
「これ見て、カガミーランドチョコだ。」
鏡のような銀紙にくるまったカガミーランドチョコもあった。
「この奥にバス乗り場があるわ。」また女神が言った。
所狭しと並ぶ、お菓子やおもちゃの通路を抜けると、カラフルな電飾のチケット売り場が現れた。
頭に触角がたくさんついたなんとなく宇宙人チックな着ぐるみから、顔だけを出した女の子が二人座っている。
「4名様ですね。」
片方の女の子はそう言って、じぶんの頭から触角を4本引きぬくと、僕らにそれを差し出した。
そして僕らはバス乗り場に続く通路に進んだ。
すぐ目の前に輝く『A』の文字が見える。
途中僕が振り向くと、さっきの女の子が、頭に触角を補充しているのが見えた。
『A』の文字の前に来ると、幕が上がるように『A』の文字がその壁ごと上がっていき、その奥はバスの内部となっていた。
僕らが乗り込むと背後で扉はまた降りて行った。
僕らが適当なシートに落ち着いてしばらくすると、再び背後で扉が上がり、別の客が追加された。
車内のアナウンスは「楽しい時間がもうすぐ始まります。」とだけ繰り返し告げている。
「あぁ、まだなのかしら?」ユニヴァがそう言った時、突然天井からお菓子の詰まったパッケージが紐につながっていくつも降りてきたのだ。
とにかく僕らはそれを取って、待ちの時間をしのいだ。
それから何度も後ろの扉が開いて、次第にバスのシートが大勢の客で埋まっていった。
「きっともうすぐね。」女神が嬉しそうに言った。

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

【2011/04/30 16:50】 | ちゅら星物語 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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れもんちゅらな宇宙で星散策。     エンドレスな「ちゅら星」の物語・・・  手作り黒猫や熊も紹介します。

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